こどもちゃれんじの2021年度コース(2021年4月開講分)から、新しくデジタルワークが導入されます。デジタルワークで学習できるのは年中の「すてっぷコース」と年長の「ジャンプコース」の2学年です。
デジタルワークの内容や量、難易度などを、お試しコースも使った感想をまとめています。
こどもちゃれんじのデジタルワークの詳細
年中(すてっぷ)・年長(じゃんぷ)だけのサービス
コース別の紹介動画が、公式サイトで公開されていました。
今現在分かっている情報としては
- 追加受講費は不要
- 毎月の問題数は90問
という2点です。
問題は毎月90問!30問ずつ3回配信
デジタルワークの問題は、毎月90問です。
総合コースのワークはすぐに終わっちゃうから、もっとやりたい!と、「知育プラス」を追加受講していた人には、ありがたい内容ではないでしょうか。
普通のほうのワークがもっとやりたーい!
思考力特化コースの「思考力ぐんぐん」は
通常のワークと問題の質が違うので
悩ましいなと思っていたとこです。
また、まとめて配信ではなく30問ずつ3回の配信となっています。
教材が届いてすぐ3日で終わっちゃって、バランスよく取り組めないという悩みに応える形になっています。
内容は紙のワークと連動
デジタルワークは、毎月届く紙のワークと連動しています。だから、重点テーマなどに沿っているので、より深くテーマを身に着けることができます。
文字だけ、数だけというような偏りがないため、バランスよく取り組んで得意不得意を見つけてくれる機能にもつながっています。
保護者向けの個別アドバイスあり
デジタルワークで取り組んだ内容をもとに、保護者向けアプリで「理解度チェック&アドバイス」を見ることができます。
- 子どもが理解度テストを受ける
- 親が取り組みの様子をアンケートに答える
- 理解度の結果と、アドバイスが表示
- うちの子専用の「振り返り問題」に挑戦できる
これまでの紙ワークでも一緒に取り組んでいると、なんとな~くの得意不得意はわかります。それを客観的に判断してくれるのが「理解度チェック」のサービスです。
チェックした後には、日常生活での声掛けのアドバイスや、カスタマイズされた振り返り問題に取り組めるサービスもあります。
デジタルワークを利用する方法
しまじろうクラブアプリ内で利用
「しまじろうクラブアプリ」は2021年3月配信予定です。
アプリ内に
- こんげつのデジタルワーク
- どうが
- りかいどチェック
- ふりかえりもんだい
などのコンテンツが用意されています。
WEB版のしまじろうクラブが使いやすいアプリになった印象です。
こどもちゃれんじの動画チャンネル<Meecha!>というサービスがはじまります。詳細はまだわかりませんが、アプリ内の動画ボタンで見れるしまじろうの知育動画だと予想されます。
オプションではないから申し込み不要
デジタルワークは追加受講費不要&申し込み不要です。
つまり、通常の受講を続けているだけで自動的に使うことができます。これまで通り、紙のワークやエデュトイ、DVDと併用して活用していきます。
学習用の端末は自分で用意
デジタルワークに必要なスマホやタブレットなどの端末は、各家庭で用意する必要があります。万が一、端末が無い場合は、デジタルワークを使わなくても、これまで通りの紙のワークだけでも受講できるようになっています。
まずは、親のスマホなどで取り組みの様子を見てみて、専用端末があったほうが良いと判断したタイミングで、学習用のスマホやタブレットを用意してもいいかもしれません。
自動採点でこどもだけでできる
地味にうれしいのが「自動採点」。
幼児向けのワークの問題は、スラスラと解けるものが多いので、かなりのハイペースで「お母さん丸つけて~」と声がかかります。
デジタルワークの場合は、問題を解きながら自動採点なので30問があっという間に取り組めてしまいます。
デジタル学習の難易度や内容
しまじろうクラブのゲームアプリよりアカデミック
しまじろうの知育ゲームといえば、「しまじろうクラブ」で公開されている知育ゲームがあります。病院での待ち時間などでとっても助かるサービスです。
年齢や内容別にいくつか用意されています。
例えば5~6歳向けの12月のゲームは「クリスマスケーキをつくろう」。指定された図形と同じ積み木をつむゲームです。
ルールも操作もシンプルなものが多いですが、種類が少なく遊び要素のほうが多めです。
デジタルワークは、量も多いので、問題の内容もバリエーションが多く、紙のワークに近いお勉強感の強いものになります。
Amazon「しまじろうの知育アプリ」が難易度の目安
「しまじろうの知育アプリ」として有料(500円)で提供されているものもあります。Amazonの子ども用タブレットで利用できるアプリで2019年3月に公開されたものです。
我が家でも実際にAmazonのタブレットで試したことがあります。
内容は、今回のデジタルワークにとても近い内容でした。デジタルワークの難易度の目安として参考になるアプリです。
プログラミングプラスとの違い
こどもちゃれんじには、デジタルツール(スマホ・タブレットなど)を使った学習がもう一つあります。それは「プログラミングプラス」というオプション教材です。
この教材では、「プログラミング」に関することしか学べません。また、有料でのオプション教材となっています。
デジタルワークでは紙のワークに沿った内容しか学べません。
プログラミング学習について、より深く学びたい場合は、こちらもオプションを利用すると良さそうです。
デジタルワークの導入は大賛成♡
これまで、紙ワークで受講をしてきた経験と、しまじろうの知育アプリを試した経験を合わせて考えると「デジタルワークの導入は大賛成」です。
紙のワークはよくできていて、毎回すぐに終わってしまいます。
思考力特化コースを選ぶと、ぐんぐんの問題は種類が違うので「普通のワークがやりたい」と言われてしまうこともしばしば。
とはいえ、知育プラスをするまでもなぁ~と思っていた時の「デジタルワーク」でした。
内容もAmazonのアプリに近いのですが、Amazonのアプリのように買い切りでいつでも取り組めるものと違い、一か月に3回配信というスタイルが良いです。
Amazonのアプリは夢中になったあと飽きてしまいましたが、定期配信ならその都度声掛けができるので、続けられそうだなと期待がもてます。
理想をいうなら、取り組んだ後にご褒美要素があれば言うことなしかなぁ~。
ともかく、デジタルワーク自体は大賛成なので、来年度と言わずに1月号からでも始めてほしい次第です。
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